筋肉が少ない人ほど、力を使いすぎている?


ヨガのレッスンを続けていると、体を見ただけでは分からないことがたくさんあります。
その一つが、「筋肉の量」と「筋出力」の違いです。


筋肉がしっかりついている方が、日常でもたくさん力を使っているように感じるかもしれません。


ところが、生徒さんを長年見続けてきた私の印象は少し違います。


日常生活で必要以上に力を使っている方は、筋肉隆々の方よりも、痩せ型の方や華奢な方、筋トレをしていない方に多く見られます。


ここでいう筋出力とは、「どれくらいの力で生活しているか」ということ。


筋肉の大きさとは別の特徴です。


あなたはこんな癖がありませんか?
次の項目に3つ以上あてはなれば、筋出力が高い傾向があるかもしれません。


□ ペットボトルや瓶の蓋をギュッと締める
□ 蛇口を最後までしっかり締める
□ ドアを勢いよく閉める
□ ボールペンの筆圧が強い
□ パソコンのキーボードを強く打つ
□ スマートフォンを強く握っている
□ 歯を食いしばることが多い
□ 歯ぎしりをする
□ 歩くと足音が大きい
□ 靴底の減りが早い
□ 立っているだけでも肩や首に力が入っている
□ 気づくとお尻やお腹に力が入っている
□ 「もっと頑張ろう」と無意識に思うことが多い
□ 歯磨き、手・身体洗い、食器洗い、書くなどの日常動作が早い


一つひとつは小さな癖です。
でも、それが朝から夜まで積み重なると、体は一日中、高出力で働き続けることになります。


その結果、肩こりや首こり、腰痛、疲れやすさ、呼吸の浅さ、不眠などにつながることがあります。


「筋力が足りない」と感じている方でも、実際には力を出し続けているために疲れているケースは少なくありません。


車で例えるなら、アクセルを踏む力は十分にあるのに、そのアクセルを一日中踏み続けている状態です。


だから疲れる。
だから回復しにくい。


だから、私はヨガのレッスンで「もっと頑張りましょう」とはあまり言いません。


大切なのは、必要な時にはしっかり力を出し、必要がなくなったら自然に手放せる体になることです。


10%、30%、50%・・・

その日の体や場面に合わせて力を使い分けられることが、本当の意味で体を上手に使えている状態だと思っています。


現代は、力を出すことを学ぶ機会はたくさんあります。


一方で、力を抜くことを学ぶ機会はそれほど多くありません。


もし肩こりや疲れやすさに悩んでいるなら、自分の筋力を心配する前に、「私は普段、どれくらいの力で生活しているだろう」と観察してみてください。


その気づきが、体を変える最初の一歩になります♪



Sun&Moon Yoga

松戸市のヨガ教室です ヨガ指導歴19年のインストラクターが一人ひとりに寄り添い丁寧に指導します。動きを楽しめるクラス構成で、初心者の方には、安心を。経験者の方にちょうどよい深まりをご提供します。多彩なプログラムをご用意しております。身体に痛みがある、不調がある方もどんどんご相談下さい。メディカルヨガ、ヨガセラピー、身体学の視点からアドバイス、調整させて頂きます。

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