感情は、身体にたまっていく。だから私はヨガをする
日々の生活のなかで、私たちは無意識のうちに、たくさんの感情を抱え込み、そして抑え込んでいます。
言いたかったけど言えなかったこと。
気づかないふりをしてやりすごした悲しみや怒り、不安や緊張…。
そういった感情は、処理されないまま、心だけでなく筋肉や関節、内臓に記憶されます。
そしてやがて、身体の重さやこわばり、不調や違和感として姿を現すのです。
ヨガが感情を流してくれる理由
ヨガには、それらの“たまったもの”を流していく作用があります。
筋肉や関節、腱、そして身体そのものにたまった感情を、ほぐし、流していく時間。
せき止めずに、滞らせずに、
呼吸と動きを通して、感情を「感じ直し」、認め、手放していく。
そのプロセスのなかで、私たちは少しずつ、風通しの良い身体と心に戻っていくのです。
ヨガ後にスッキリする本当の理由
ヨガの後、ふと心が軽くなったり、呼吸がよく通るようになったりして、
「なんだかスッキリした」という感覚には、こういう理由があるのです。
ヨガで身体を、筋肉を、程よく使い、ほぐしていくプロセスの中で感情開放が起きるからです。
それは、あなたが意図しようとも、意図しまいとも起こる現象なのです。
上手くやる必要はない
だからこそ、思い煩うことなく、ただヨガをしてみましょう。
上手くできなくていいんです。
「難しい」「私には向いていない」なんて考える必要もないですよ。
今日も、ただヨガをしてみましょう。
行う行動の結果に執着せず、
「できた」「できなかった」と判断することも手放して、
ただ、今の自分と向き合う時間を過ごしてみましょう。
積み重ねがもたらす変化
その積み重ねが、気づけばあなたの心と身体を変えてくれるはずです。
そしてその変化は、あなたの毎日を少しずつ軽く、やわらかくしてくれるでしょう。
それは私の実体験であり、生徒さんの実体験なのです・・・
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