数秘33の私が、ヨガを通して見つめていること
※「数秘術(すうひじゅつ)」とは、生年月日などの数字からその人の本質や使命を読み解く、古代から伝わる自己理解のメソッドです。
「33」という数字が自分の中にあると知ったとき、
これまでの人生で自然と選んできたことや、
人との関わりの中で感じ続けてきた“なぜか”の答えが、
スッとほどけていくような感覚がありました。
数秘33は、ちょっと照れますが
「無償の愛、深い共感、理想への献身、そして“人を導く力”」を象徴する数字。
マスターナンバーと呼ばれるこの数字には、強いエネルギーが宿っているとされます。
「誰かの痛みに気づいてしまう」
「言葉にしなくても感情の波を感じとる」
「なぜか人の“奥”が気になってしまう」
その感受性が生きづらさに感じられたことも、結構多かったです。
でも、ヨガという実践と出会ったことで、
その繊細さや共感性は“重さ”ではなく、“働く力”へと変わっていきました。
私がヨガの時間で思うのは、
「変わらなくていいよ」というメッセージよりも
「本当はもう、変わりたがっている自分」に気づいていくこと。
たとえば、無理をしすぎる癖、力を入れすぎる癖、
気づかぬうちに続けてきた本音を置き去りにした“頑張り”のパターンを、
静かに、でも確かにほどいていくことで、
その人の中に眠っていた“もっと自由な自分”が、動き出すのを感じることがあります。
本来の自分を生きるには、ただリラックスするだけでは届かない領域があります。
だからこそ、ヨガという身体と意識をつなぐ道を通して、
気づき→選択→変化というサイクルが静かに始まることを、私は信じています。
数秘33の「奉仕」や「共感」は、私にとって“使う”ものというより“在る”もの。
一方的に何かを伝えるというよりも、ともに感じ、
その人自身が「気づいていける」空間をつくることが、私の役目なのかもしれません。
また、33には「理想を持つ力」もあります。
それは、社会を変えるような大きな言葉ではなく、
たとえば、今日の小さな選択を丁寧にすることだったり、
誰かとの関係性を、より誠実に見つめ直すことだったりします。
自分を知ること、癖に気づくこと、変わろうとすること。
それは決してラクな道ではないけれど、
その先にあるのは、“本来の自分を生きていける心地よさ”です。
ヨガの時間は、そんな旅の途中にいる自分と向き合う時間。
「こうしなきゃ」ではなく、
「私は何に違和感を感じているのか?」
「本当はどう在りたいのか?」
そんな問いが芽生える瞬間を大切にしています。
これからも私は、数秘33という特性とともに、
人と人の間に、信頼と変容が静かに流れる場をつくっていきたい。
誰かの光を引き出すようなお手伝いをしながら、私自身も変わり続けていく。
その連鎖が、もっと生きやすく、もっと誠実な世界につながっていくことを信じて。
── shiho
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