眠っていた「わたし」が目を覚ますとき

～自信がなくても、やりたいことが見えなくても大丈夫～

私たちは時に、ヨガの先生や有名な誰かといった「他人」に力を与えすぎてしまうことがあります。

すると、自分の直感を信じることをやめてしまい、自分自身からどんどん離れていってしまう、という経験が私にはあります。

それはとてももったいないことです。

私は自分のことを「ヨガの先生」だとはあまり思っていません。

なぜなら、そのように自分を位置づけると、生徒さんとの間に距離ができてしまうからです。

私はただ、皆さんが「自分自身の直感を磨きながら、自分の人生を心豊かに生きていく」

そのための小さなサポート、ガイドにすぎません。

心と体に緊張があるとき、直感は奥深くに埋もれてしまいます。

体は防衛本能・生存本能に注力する状態となり、本来の柔らかな感覚を見失ってしまうのです。

ヨガの練習は、そんな緊張をゆるめてくれます。

体に空間が生まれ、

骨と骨の間にスペースができ、

縮こまった筋肉がほどけて、

マインドが少しずつ、穏やかになっていく。

すると、直感が湧き上がる余白が生まれ、

その導きに耳をすませられるように♡

そして、想像力。

それは、心と体がメンタルブロックを手放し始めたとき、自然と流れ出してくるものです。

ストレスでぎゅっと固まっているとき、創造性は動きません。

けれども、緊張がほどけて、心の曇りが晴れていくと——

想像力やクリエイティビティは、自然と湧き出してくることを経験から実感しています

もし今、

• やりたいことが見つからない

• 毎日がつまらない

• 自分に自信がない

• ワクワクすることがない

そんなふうに感じていたとしても——

本当は、そんなことはないのです。

それは、あなたの中にある大切な感覚や想像力が、

ただ少しだけ、疲れて静かにしているだけかもしれません。

体を適度に動かし、ほぐしてゆるめ、心にスペースをつくることで、

きっとまた、あなたの中に眠っていた「何か」が動き出します。

あなたの中には、もともとあるのです。

そのことを、ヨガという練習を通して、

一緒に思い出していけたら嬉しいです♪