神経を緩めて整える、朝と夜の瞑想習慣
ヨガは最後に仰向けになって心身をお休みさせる、シャバ・アーサナがあります。
その間「穏やかな覚醒」や「集中」が理想とされることもありますが、まずは安心し、リラックスして眠気が出てくることそのものが、とても健全な反応だと私は思います。
なぜなら、神経が安全だと感じたとき、人はようやく眠気を許せるからです。
特にわれわれ日本人の生活は、真面目で頑張りすぎてしまう傾向があり、交感神経が優位なまま何十年も生きてきた人も少なくありません。私はそうでした。
そんな方にとっては、「何もしないで横たわること」「眠くなってもいいと自分を許すこと」は必要な癒しであり、回復のはじまりだと思うのです。
だからこそ、まずは「安心して眠くなってもいい」という許しを、シャバ・アーサナや瞑想の時間に与えてあげる。
そして、少しずつ神経が緩んできたら、呼吸法や朝の瞑想で「穏やかな集中」へと導いていく。この順番で良いのではないでしょうか。
🌙夜の瞑想は「眠くなっていい瞑想」
夜、1日の終わりには「心地よく緩んで、眠くなってくるような瞑想」がとてもおすすめです。
緊張やストレスを手放し、思考が少しずつ静まり、まるで布団の中で安心するように、意識がゆるやかにまどろんでいく…。
そんな瞑想は、「深い休息」に入る準備として、とても健全な流れをつくってくれます。
夜は、「集中しよう」「覚醒していよう」とするよりも、
「ただ安心して、まどろむことを許す」。
この方が、神経にも心にも優しく、自然な流れです。
私の夜瞑想は、幸せなウトウトを大歓迎していますヨ
☀️朝の瞑想は「たっぷりと光が流れ込んでくるように瞑想」
一方、朝の瞑想は、太陽のリズムとリンクしながらエネルギーを満たす時間。
おすすめは「ビジュアライゼーション瞑想」や「黄金の光の瞑想」。
まぶたの内側にあたたかい光をイメージしながら、
内側からエネルギーが広がっていくような感覚を味わっていきます。
できれば家の外に出て、もしくは窓を開けて朝日に向かって目をつぶって。
朝日が頭のてっぺんから自分の中にたっぷりと流れ込んでくる…
朝日に注意を向けながら瞑想すると覚醒と集中が自然に生まれます。
私は必ず太陽に顔を向けて目を閉じて、オレンジ色の世界を満喫して瞑想しています
🌿自然とともに生きる感覚を、瞑想でも
夜は「緩めて、眠気を受け入れる瞑想」
朝は「光とエネルギーを取り込む瞑想」
どちらも、自然のリズムに寄り添うことで、心と神経が本来の調和を取り戻していきます。
「集中できない」と悩むよりも、「いまの自分が自然とどう感じているか」に正直であること。
生活の中で瞑想をうまく味方につけてみて。
ヨガの最後のシャバアーサナ。
時が来たらティーン、とクリアーに響き渡るクリスタルチューナーの音で私が迎えに行きますから、安心してね。寝ても大丈夫♡
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