マインドフルネスで「気持ちの切り替え」が上手になる方法
こんにちは。
今日、体験レッスンに来てくださった生徒さんが、マインドフルネスにとても関心を持っている方でした。
お話を伺うと、ご自身でも学ばれているとのことで、マインドフルネスの大切さや、その魅力について自然に会話が弾みました。
そこで私自身がこれまでマインドフルネスを日々の暮らしに取り入れてきたなかで、一番わかりやすく感じている変化について、あらためて振り返りたく、ブログ記事にしてみますね。
それは、「気持ちの切り替えが早くなったこと」です。
日常の中で心が揺れる瞬間は、どんな人にもあるものです。
だからこそ今日は、マインドフルネスがどのようにして気持ちの切り替えを助けてくれるのかに焦点を当てて、お話していきたいと思います。
どうして、気持ちの切り替えは難しいの?
たとえば、イライラしたとき。
「こんなことで怒ってちゃダメだ」と頭ではわかっていても、心はなかなかついてこないこと、ありませんか?
これは、感情と思考がぐるぐる絡まり合っているから。
頭で押さえようとしても、心がまだ“出来事の中”にいると、なかなか離れられないですよね。
マインドフルネスが助けてくれること
マインドフルネスは、感情を無理に変えたり、抑え込むものではありません。
「今、私はイライラしているな」と、自分の内側に起きていることに気づいてあげる。
それだけで、心は少しずつ落ち着きを取り戻していきます。
気づく → 受けとめる → 距離をとる → 手放す
この流れが自然に起こるようになるのが、マインドフルネスの大きな力です!
たとえば、こんな場面で
✅ 子どもにイライラしてしまったとき
→ その場を少し離れて、深呼吸を3回。
「今、私はイライラしてるな」と、心の中で言ってみる。
すると、不思議と感情が少しだけでも軽くなります。
✅ 落ち込んで動けないとき
→ お茶を淹れて、湯気の香りや温かさをゆっくり感じてみる。
「味わう」ことに意識を向けるだけで、思考のループから抜け出しやすくなります。
✅ 不安が渦巻いている夜
→ ベッドの上で呼吸に意識を集中し、「吸って」「吐いて」と、心の中でつぶやきながらただ呼吸する。
眠れなくてもかまいません。ただその時間を「今に戻る」時間に変えることで、心は少しずつほぐれていきます。
マインドフルネスで気持ちの切り替えが早くなる理由
感情に名前をつけることで、客観的に見られるようになる
→ 感情に「気づく」ことが、手放すための第一歩。(これは特に私の思考を整理してくれます)
「今」に意識を戻す習慣ができる
→ 過去や未来に心が引っ張られにくくなる。
自己否定のループから抜けやすくなる
→ 「こんな自分じゃダメ」と思う代わりに、「そう感じてるんだね」と自分を理解できるようになる。(マインドフルネスで自分に優しくなれたよ)
感情は、私たちにとって大切な“内側からのサイン”です。
でも、寝ても覚めてもずっと引きずられていると、気力が消耗してしまいます。
マインドフルネスは、感情の波に飲まれず、その波を眺めながら自分で舵をとっていく力を育ててくれます。
どんな波が来ても、必要以上に引きずられずに進めたらいいですよね。
そんな「切り替えのしやすさ」は、日常を軽やかに生きるうえで、とても大きな味方になります。
もし今日、心が疲れていたら、深呼吸ひとつでもかまいません。
それが、気持ちを新しい場所へ運ぶ第一歩になります。
私も全くの、まだまだですが、ぜひ自分自身のためにマインドフルネスという選択をしてみましょう。
無意識にしんどい心身の状態を味わい尽くしてしまうその前に・・・
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