サントーシャ(知足)をバッチリ実践できる方法
~「ありがとう」で何が変わるの?ヨガインストラクターの私が『ザ・マジック』を読んで実践してみた話~
「感謝が大事」「ありがとうは奇跡を起こす」
よく耳にする言葉だけど、現実の中でどれだけ意識して過ごしてるかと聞かれると、
案外できていなかったなぁと。
「ありがとう」って口では言えても、心の中ではモヤモヤしたままだったことも正直たくさんありました。
でも、この本に書かれているのは
「今日、10個ありがとうを見つけて書き出そう」
「過去に怒りを感じた相手に、感謝できることを探してみよう」
……って、かなり地に足のついた、でも心を試されるワークばかり。
きれいごと、ではない感謝が実感ができるんです。
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『ザ・マジック』ってどんな本?
これはロンダ・バーンさんの本で、28日間の感謝のワークを通して、
日常の中にある「ありがたさ」を見つけていく内容です。
毎日ひとつずつ、テーマに沿って感謝の練習をしていきます。
たとえば「お金に感謝する日」や「仕事に感謝する日」、
中には「過去に怒りを感じた人への感謝」なんて日もあって、
簡単なようで、ぐっと胸が詰まる日もありました。
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続けていくうちに、
「あ、私こんなに助けられてるんだな」
「何気なく過ごしてるけど、実はすごく恵まれてるんだな」って
気づく瞬間がどんどん増えていきました。
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ヨガの教えと感謝のつながり
ヨガの哲学には「サントーシャ(知足)」という言葉があります。
“足りている”という感覚を育てること。
それはまさに、この本の実践と同じでした。
『ザ・マジック』の実践は、このサントーシャの練習そのもの。
「今、ここにある幸せにちゃんと気づける」
その心の柔らかさを育ててくれる感覚でした。
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毎晩実践している私のお気に入りワーク
毎晩、寝る前に「今日一番感謝していること」を思い出して、
庭で見つけたお気に入りの小さな石を握りながら心の中でありがとうを言う。
たったそれだけなのに、気持ちが落ち着いて、眠りが深くなります
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毎日バタバタして、つい足りないことばかり見てしまう。
そんなときこそ、「あるもの」に目を向けるって、本当に大事なんだなと感じます。
『ザ・マジック』は、感謝を“感じる力”を育ててくれる本。
気張らずに、できるところから始めればいい。
今の自分にちょっと風を入れたいな…という人に、そっとおすすめしたい一冊です。
生徒さんからオススメの本を聞かれると、最近はこの本ばかり推してます♡
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