目から脳、心を楽にする方法
本日もパワーヨガにて頭と瞳を後ろに戻してもらいました♪
ってどうゆうことでしょうか?
〜「目を奥に戻す」セルフケアで、心と体が本当にゆるむ〜
現代人の多くは、知らず知らずのうちに「頭が前に落ちている」姿勢になっています。
スマートフォンやパソコンを見る時間が長くなると、それが当たり前のようになってしまい、ストレートネック・猫背・巻き肩など、肩や首に負担のかかる姿勢が日常化してしまいます。
けれど、それは単に「体の使い方」だけの問題ではありません。
実は、この“頭が前に出ている姿勢”は、心の緊張や不安、集中力の低下とも深く関係しているのです。
◆ 目もいっしょに前に出ている
「頭が前に出ている」とき、同時に目(眼球)も前に突き出すような感覚になっていませんか?
目の使い方が前のめりになると、視線も常に前方へ押し出され、無意識に「緊張モード」に入ってしまいます。
それはちょうど、危険を察知しようとする動物が、目を大きく見開いて周囲に意識を張り巡らせているような状態。
つまり、頭が前に出ることによって、
眼球が前に飛び出すような使い方になり、
視野が狭まり、
常に“何かを探す”ような目の動きになり、
交感神経が優位になる(=警戒モード)
という状態に陥りやすくなるのです。
これが続くと、落ち着かない・不安になる・呼吸が浅くなる、といった「心の緊張状態」が日常になってしまいます。
◆ 外に向かいすぎた意識を「奥」に戻す
「外に意識を向け続ける姿勢」をしていると、私たちは自分の内側に意識を戻すことが難しくなります。
たとえば、呼吸。
姿勢が崩れて前のめりになると、自然と呼吸が浅くなり、横隔膜の動きも小さくなります。
そうすると、酸素の取り込みも減って疲れやすくなり、さらにストレスや不安感が増す…という悪循環に。
では、どうすればこの「緊張のループ」から抜け出せるのでしょうか?
答えは、とてもシンプルです。
◆ 「頭」と「眼球」を元の位置に戻すだけでいい
まずは、頭を首の真上に戻す意識を持ちましょう。
✔ 顎を軽く引く
✔ 後頭部をやさしく後ろへ引く
✔ 首の上に、頭がふわっと乗っているように
その時、眼球も一緒に“奥へ戻す”感覚を意識してみてください。
眼球を「押し出す」のではなく、「引き込む」イメージ。
頭の中心へ、目がそっと沈んでいくように感じてみると、視線がやさしくなり、目の奥の緊張がすっと解けていきます。まるで魔法のように落ち着きます
◆ 【実践】眼球を奥に戻すセルフケア
「眼球を奥に戻す」と聞いても、はじめはピンとこないかもしれません。
でも、ほんの数十秒でできる小さなワークがあります。
ぜひ、静かな場所で試してみてくださいね♡
▶ やり方
楽な姿勢で座るか立つ
静かに目を閉じる
まぶたの裏ではなく、もっと奥。頭の真ん中を感じようとしてみる。
眼球全体が、後ろへふわっと沈んでいくように。
呼吸に意識を向けながら、頭の中心へ意識を戻す
この「目を奥に戻す」感覚は、
・目の疲れ
・集中力の低下
・呼吸の浅さ
・緊張しやすい心
に対して、静かに、でも確実に作用します。
眼球が奥に戻ると、自然と視野が広がり、呼吸も深くなります。
そして何より、心の緊張がふっと緩むのを感じられるでしょう。
◆ 「今ここ」に戻るために、目を戻す
私たちの目は、常に情報を求めて外に向かっています。
けれど時には、その目をやさしく自分の内側に引き戻すことが必要です。
それは、今この瞬間に意識を戻すこと。
「自分の中心」に、もう一度帰ってくるということ。
姿勢は、心に直結しています。
目の使い方ひとつで、呼吸も感情も変わっていきます。
◆ 静かなセルフケアのすすめ
「頭と目が前に出るクセ」を、強制的に矯正する必要はありません。
無理に姿勢を正すよりも、まずは優しく“奥へ戻す”練習を。
今日からできる、目と心を整える静かなセルフケアとして、
ぜひ「眼球を奥に戻す時間」を日常に取り入れてみてください。
きっと、呼吸が深まり、心が落ち着き、あなた本来の穏やかさが戻ってくるはずです。
💡こんな方におすすめ
ストレートネックや巻き肩が気になる方
呼吸が浅く、不安や焦りを感じやすい方
緊張が抜けにくく、集中力が続かない方
瞑想やヨガで“内側に意識を向けたい”方
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