疲れやすさはかかとから!?
昨日のやさしいパワーヨガでは、足のどこに乗るといいのか?
ブロックを使ってみんなでわざとかかとを強く踏みしめてもらいました。
ここにシェアしますね♪
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立ち方や歩き方、ヨガポーズでもちゃんとしようと思って
「かかとでしっかり踏む」と意識していませんか?
その努力、じつは体にちょっと負担をかけていたかもしれません。
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【POINT①:重心が下がりすぎる】
かかとを強く押すと、
重心が地面に沈みこみ、
体の「引き上げる力」が働きにくくなります。
すると、骨盤は後ろに倒れ、腰が丸まり、
歩くたびに体がズシン…引きずるような感覚に。
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【POINT②:呼吸が浅くなる】
骨盤が後傾すると、胸もつぶれやすくなり、
横隔膜の動きが止まりがちに。
自然な腹式呼吸ができなくなり、
肩や首まわりで頑張って呼吸するクセがつきます。
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【POINT③:無意識の緊張】
かかとで地面を「ドン」と踏むと、
体は衝撃に備えて、全身に力が入ります。
背中・腰・首がこわばり、
結果として猫背やストレートネックにもつながることも。
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【POINT④:気持ちも落ち着かない】
体が緊張すると、呼吸が浅くなり、
脳も「緊張モード」に。
交感神経が過剰に働くことで、
焦り・不安・疲れやすさを感じやすくなることもあります。
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【大切なのは「踏む」より「支える」】
実は、かかとや足指で「グッと」押し込まなくても、
人の体はちゃんと立てるようにできています。
地面を押すのではなく、
地面に“ふわりと乗る”感覚を大切に。
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【こんなふうに変えてみて】
✓ 足首の真下に重心を乗せる
✓ 仙骨を立てて、骨でバランスをとる
✓ お腹やみぞおちをふわっと広げる
✓歩くときはふんわり、超優しくかかとをおろす
すると、自然と呼吸が深くなって、体幹も使いやすくなってきます。
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「かかとを強く踏む」クセは、
がんばり屋さんなあなたの身体が
ずっと支えてくれていた証拠です。
今日からは、
“がんばらない”バランスのとり方に、
そっと切り替えてみませんか?
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【まとめ】
・かかとで踏みすぎると、体も呼吸も緊張しがち
・力を入れるより「支える・預ける」が大切
・重心は足首の真下、仙骨を立てて
・お腹とみぞおちをゆるめて、深い呼吸を
ヨガ練習のときにも、ぜひ役立ててみて下さいね♡
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