「性格のせいにしないで」——心の不調は体からのサイン
なんとなく気分が沈む日。
やる気が出ない朝。
周りと比べて、自分だけが取り残されているような気持ちになる瞬間。
そんなとき、あなたはこんなふうに思っていませんか?
「私って、くよくよしすぎる性格だから…」
「もっとポジティブにならなきゃ…」
「細かいことなんて気にしちゃダメなのに…」
でもね、それは“性格”の問題じゃないかもしれません。
私自身も、そうやって自分を責めてきました。
だけどあるとき、単純なことに気づいたんです。
たとえば、すごくお腹がすいているときにイライラした経験、ありませんか?
よく眠れなかった日の朝、なんだか一日中ぼんやりして元気が出なかったことは?
食べすぎたあと、なんとなく体が重くて、動くのが億劫になる感じ。
実はこれ、全部「体」が出しているサインなんです。
・空腹でイライラするのは、血糖値が下がっているから。
・眠れなかった翌日にテンションが上がらないのは、神経が疲れているから。
・食べすぎたあとにやる気が出ないのは、内臓が疲れているから。
つまり、心の状態って、思っている以上にどこまでも体調に左右されているんです。
だからもし、気分が落ち込んでいるときや、何もやる気が起きないときには、
「これは性格のせいじゃないかもしれない」と、まず立ち止まってみてください。
体がちょっと疲れていて、エネルギーのバッテリーが切れているのかもしれません。
そんなときは、自分を責める代わりに、まずは体を労わってみることをおすすめします。
私はそのためにも、「身体に働きかけるヨガ」「身体から変わるヨガ」がやっぱり好きです。
らくな呼吸で神経を落ち着かせ、静かな動きで内臓や筋肉をゆるめる。
またはパワーヨガでエネルギーをどんどん充電してゆく。
心が元気になるためには、実態のない心にフォーカスするよりも「体の調子を整えること」が実感しやすい回復法です。
もし今、気分が晴れない日が続いているなら。
どうか性格のせいにせず、まずは優しく体に目を向けてみてくださいね♡
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