触れるインナーマッスルをほぐそう
今日のほぐしヨガは肩甲骨まわり、特に「棘下筋(きょくかきん)」という筋肉に意識を向けながら、動いていきました。
この棘下筋は、肩甲骨の裏側にぴたっと張りつくようにしてついているインナーマッスルなんですが、実はとても凝りやすい筋肉なんです。
特に、肩にいつも力が入ってしまう方、ダウンドッグなどで腕や肩が疲れてしまう方、呼吸が浅くなりやすい方は、この棘下筋がこわばっている可能性が高いです。
なぜそんなにこわばってしまうのかというと、いくつか理由があります。
たとえば――
パソコンやスマホを使う時間が長かったり、家事などで前かがみの姿勢が多いと、どうしても肩が内側に入りやすくなりますよね。
この「巻き肩」の姿勢が続くと、棘下筋は引っ張られながらずっと緊張しつづけて、固くなってしまうんです。
また、肩や首に力が入りやすい方、普段から緊張しやすい方も注意が必要です。
無意識に肩をすくめていたり、呼吸が浅くなっていたりすると、それも棘下筋のこわばりにつながります。
しかも、この筋肉は「腕を外に回す」動きで使われるんですが、現代人の生活では、ほとんどその動きが出てこないんです。
スマホを持つとき、パソコンを打つとき、ほとんど「腕を内に回す」ばかり。
使われなさすぎてこわばってしまっているとも言えるかもしれませんね。
でも、棘下筋は自分の手でもほぐしやすい、ちょっと特別なインナーマッスル。
今日は、一緒に手で触ってしっかりマッサージしました。
実際触ろうとすると、案外外側にある筋肉なんだな!とびっくりする方が多いです。
面白いですよね♪
今日はぐるんぐりん、手を使わずに肩甲骨を回しおろしていくことで、肩が下がっていきましたよ♡
こんなふうに、時々マッサージを入れながらヨガをしていくこともあります。
今後も皆さんと共に、様々な身体への発見をしていきたいと思います♡
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