嫌な思考なのに、なぜかそこへ戻ってしまう理由


先日の柏マインドフルネスヨガのあと、生徒さんに感想を聞いてみました。


「ネガティブな考えがふわっと浮かんだ時、私はそこにすーっと入っていこうとしていました」
そして、こんなことに気づいたそう。


「嫌な思考なのに、そこへ入っていくことを、どこか心地よく感じている自分がいました」と。
なるほどな、と思いました。


ネガティブなことを考えているんだから、本人は苦しいはず。
それでも私たちは、同じことを何度も考える。


あの時こうだった。
どうしてあんなことを言われたんだろう。
この先どうなるんだろう。
頭の中で、何度も同じ道を歩く。


脳は、何度も使ってきた思考のパターンほど辿りやすくなります。


だから「心地いい」というのは、楽しいとか幸せという感覚よりも、慣れ親しんでいる感覚。


知らない道より、いつもの道。


たとえその先で少し苦しくなることを知っていても、気づけばまた、同じ入口に立っている。


彼女がマインドフルネスヨガの中で気づいたのは、ネガティブな思考をしている自分だけじゃなかったのです。


自分が、その思考の中へ入っていこうとする瞬間。
「あ、今、私はここに入ろうとしている」
そう気づいて、今に戻ってきたそう。


私はこの感想を聞いて、マインドフルネスで大切にしたいことが、ここにある、と感じました。


思考をなくすことよりも、
自分がいつ、どんなふうに思考の中へ入っていくのかを知る。


気づく。
そして、戻る。


自分の思考を少し離れたところから眺めることを、メタ認知と言います。


自分を変えようとする前に、
自分の中で起きていることが見えるようになる。


いつも歩いていた思考の道。


その入口が見えるようになる。


「あ、今、私はここに入ろうとしている」


そこに気づいた瞬間、初めて選択肢が生まれます。


いつもの思考に入っていくのか。


今に戻るのか。


気づくことは、自分に選択肢を取り戻すこと。


私はマインドフルネスの、こういうところが好きです。


そしてこの感想を聞いて、生徒さんの気づく力の素晴らしさに感激しました。


マインドフルネスの時間が、確かに届いていたのですね・・・



Sun&Moon Yoga

松戸市のヨガ教室です ヨガ指導歴19年のインストラクターが一人ひとりに寄り添い丁寧に指導します。動きを楽しめるクラス構成で、初心者の方には、安心を。経験者の方にちょうどよい深まりをご提供します。多彩なプログラムをご用意しております。身体に痛みがある、不調がある方もどんどんご相談下さい。メディカルヨガ、ヨガセラピー、身体学の視点からアドバイス、調整させて頂きます。

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