体の硬さは筋肉ではなく“神経の緊張”かもしれません 柔軟性を取り戻すために大切なこと
「体が硬い」は思い込みかもしれません
〜柔軟性を取り戻すために、本当に大切なこと〜
「私、体が硬いんです」
ヨガのクラスでも、よくそんな声を聞きます。
でも実は、体の硬さというのは筋肉だけの問題ではないと言われています。
大きく関係しているのは、神経の働きです。
脳がずっと
「緊張していなさい」
「体を守りなさい」
そんな指令を送り続けていると、私たちの体は本来持っている自然な可動域よりも、小さな範囲でしか動かなくなっていきます。
つまり、体が硬いというよりも
体がずっと守りのモードに入っている状態なのです。
もちろん、バレリーナのような美しい柔軟性は特別なトレーニングが必要です。
でも私たちは誰でも、本来は健やかな柔らかさを持っている体です。
ところが、体が硬いと感じている人ほど、一生懸命ストレッチをします。
それはとっても素晴らしいことなのですが、
強く伸ばそうとすればするほど、体は危険を感じてしまい、防御反応として筋肉を緊張させてしまうことがあります。
その結果、逆に柔軟性が出にくくなることもあるのです。
だからこそ大切なのは、
安心・安全の感覚の中で体を動かすこと。
神経が安心すると、体は少しずつ緩み、
本来持っている柔軟性を思い出していきます。
例えば、湯船の中で体をゆだねたとき。
ふわっと力が抜ける瞬間がありますよね。
お湯の中では神経の緊張も筋肉の緊張も、とても緩みやすくなります。
現代を生きている私たちは、知らないうちに体に力が入り続けていることが多いものです。
しかもその緊張は、自分では気づけないレベルで続いていることもあります。
顕在意識では感じ取れない、小さな防御反応が体に残っていることも少なくありません。
だからこそまずは、
体の硬さには神経の働きが関係しているということを知っておきましょう。
そして、頑張って伸ばすのではなく
少しずつ緩みを見つけていきます。
ほんの少しでも
「あ、ここ力が抜けた」
「ここ安心できる」
そんな感覚を見つけていくことが、柔軟性への一歩になります。
小さな緩みを積み重ねていくことで、体は本来の柔らかさを思い出していきます。
ヨガでは、骨格を安全に使いながら、安心できる状態で柔軟性を育てていきます。
もし不安定な姿勢になったり、骨格の使い方が危なくなりそうなときは、私がそっとサポートして調整しますので安心してください。
あなたの体は、今まで本当によく頑張ってきました。
だからこれからは、自分の体に
リスペクトと感謝を向けながら、
少しずつ柔らかさを探していけば大丈夫です。
体は、安心するとちゃんと応えてくれます。
レッスンでは、無理に体を伸ばすことはしません。
まずは
体が安心できる状態をつくること。
そして、骨格を安全に使いながら
少しずつ体の緊張をほどいていきます。
「体が硬いからヨガは無理」
そう思っている方ほど、
実はヨガがとても役に立つことも多いのです。
体を変えようと頑張るよりも、
まずは体が安心できる時間をつくること。
その中で、体は少しずつ本来の柔軟性を思い出していきます。
もしよかったら、
ヨガの時間の中でその感覚を一緒に体験してみてください。
本日のごろ寝ヨガより
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