沈黙を怖がらない生き方・・・間のある暮らし
私達は息を吸いきったとき、吐き切ったとき、ほんの一瞬だけ、静かな「間」に触れます。
最近、私は音楽を聴くときに「音と音の間の無音」がすごく気に入っていて、
その一瞬の沈黙がとても心地いいんですね。
さらに音楽の世界には「レイドバック」という後乗りの技法があります。
わざと音を少しだけ後ろにずらして歌い始めたり、
拍よりゆったりと遅れて乗っていく、あの独特の余裕のある感覚です。
レイドバックという言葉自体も、本来は“肩の力が抜けている状態”という意味があります。
私はあの感覚が好きで、気づけばレイドバック気味の曲をよく聴いています。
もちろん逆に、オン・ザ・ビート、前乗りで元気が出るような曲を聴く日もあります。
そのあたりは気分や神経の状態に合わせて使い分けています。
でも、この “無音の間”や“レイドバック”の心地よさに気づいてから、
人との会話も少し変わりました。
二人でいても無言の時間が落ち着けるようになったんです。
沈黙が心地よく感じられるって、私にとってすごく大きな発見でした。
本来、私たち人間は、間があることで調整されていく生き物です。
相手が息つく暇もなく、矢継ぎ早に話し続けていたら、
聞いている側は落ち着かないですよね。
呼吸にも、日常のいろんな場面にも、静かな“間”はたくさん存在しています。
その間に気づくだけで、神経系にとても良い影響があり、
それはマインドフルネスそのものです。
ぜひヨガしている中で動きの中にも呼吸の中にも
“間”があることを少し意識してみて下さい。
より心地の良いヨガ時間になりますよ♡
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