乾燥の季節に。肺を潤す秋の恵み。

めっきり涼しくなってきて秋の深まりを感じますね。

東洋医学では「秋＝肺の季節」とされ、乾燥の影響を受けやすい時期です。

私の周りでも風邪ひきさんが増えてます。

秋は“潤い”を補い、肺をやさしく養う食材を意識すると良いといわれているので簡単にご紹介しますね。

🍐肺を養う秋の代表的な食べ物

■ 潤いを与える食材（潤肺）

乾燥から肺を守り、咳や喉の不調を防ぐものです。

梨（なし）：肺を潤し、咳・喉の痛み・口の渇きを改善

れんこん：肺を清め、咳・痰を鎮める。生でも加熱でも◎

白きくらげ：肺を潤し、乾燥性の咳・肌の乾燥にも良い

はちみつ：喉の潤い補給に。お湯やハーブティーにひとさじ

大根：熱を冷まし、痰をとり、咳止めにも役立つ

🥛肺をやさしく補う食材（補肺）

肺の“気”を補って、免疫力を高めてくれる食材です。

白米・山芋・長芋：胃腸を整えながら肺を助ける

豆腐・豆乳：潤いと気を補う

百合根（ゆりね）：肺と心を落ち着かせ、不安や不眠にも◎

松の実・くるみ：潤いとエネルギーを補うナッツ類

🌰季節の旬と色のポイント

秋は“五行”で言うと「金」の季節。

金に対応する色は白。

白い食材（大根、れんこん、白きくらげ、梨、豆腐など）は、まさに肺を助ける色の食べ物です。

♪おすすめの食べ合わせ

れんこん＋はちみつ：咳止め・潤い補給に

梨＋白きくらげ＋氷砂糖：乾燥による喉の痛みにに良いそうです

山芋＋松の実のスープ：免疫力と潤い補給に

秋は「養陰」の季節。

体を冷やしすぎないように気をつけながら、潤いをくれる食材を少しづつ食卓に取り入れていきたいですね。それが冬に向けて健やかな呼吸とお肌を守る準備にもなります✨️