腰は支え担当。動きすぎないほうがいい場所


ヨガの練習中や、練習の後に腰が痛くなることはありませんか?

それは、腰を大きく動かしすぎている証拠かもしれません。

本来、日常生活やヨガで大きく動かすべき場所は、腰ではなく 胸椎(胸の背骨)や股関節 です。

腰が痛くなっているということは、腰が“支え担当”なのに、無理に“動き担当”をさせてしまっている証拠とも言えます。


腰(腰椎)は可動域が少ない

背骨の中でも腰椎は、前後への動き(前屈・後屈)はある程度できますが、ひねり(回旋)や横倒し(側屈)はごくわずかしか動けません。

なぜなら、腰椎は大きく分厚い骨でできていて、体を安定させるために設計されているからです。

だからこそ「腰を動かそう」と頑張ると、腰痛や椎間板のトラブルにつながりやすいのです。


動かすべきは胸椎と股関節

胸椎(胸の背骨) … 回旋や胸を広げる動きが得意

股関節 … 大きく曲げ伸ばし・外に開くなどの自由度が高い

この2つのエリアをしっかり動かすことで、腰の負担を減らすことができます。


ヨガで取り入れたいポーズ

キャット&カウ(胸椎をしなやかに動かす)

ハッピーベイビー(股関節を開く)

ローランジ(股関節の前を伸ばす)

座位のねじり(胸からひねる)

仰向けのねじり(リラックスしながら背骨を回旋)



腰は「たくさん動かす場所」ではなく「安定させる場所」。

ヨガの練習でも、胸椎や股関節を意識して動かすことで、腰を守りながらしなやかな体づくりができます。

今日の練習でも、「胸と股関節を動かす」を合言葉にしてみましょう✨



Sun&Moon Yoga

松戸市のヨガ教室です ヨガ指導歴19年のインストラクターが一人ひとりに寄り添い丁寧に指導します。動きを楽しめるクラス構成で、初心者の方には、安心を。経験者の方にちょうどよい深まりをご提供します。多彩なプログラムをご用意しております。身体に痛みがある、不調がある方もどんどんご相談下さい。メディカルヨガ、ヨガセラピー、身体学の視点からアドバイス、調整させて頂きます。

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