足し続けた私が、引くことで澄み渡り体験を。
セルフケアも、栄養も、知識も——。
満たすことに熱心だった私が、絶食を経て出会った“静かな奇跡”。
しばらくこのブログをお休みしていました。
念願だった台湾旅行を終えて帰国の途、コロナに感染してしまい、そこから長めの休養期間に入りました。
ブログの更新が空いてしまったのはそのためですが、
今思えばこの“止まらざるを得なかった時間”は、
私の心と体をリセットしなおすためのギフトだったのかもしれません。
感染して最初の3日間は、熱も高く、全身が重くて、ただただしんどくて。
ほとんど寝たきりのような状態でした。
ところが4日目、嘘のように体がスッと軽くなっていったのです。
咳も、鼻水も、倦怠感も、喉の痛みも——
風邪のような症状が、まるで魔法のように一気に引いていきました。
そして、そこから感じた体の状態が、本当に驚くべきものでした。
普段から食や栄養に気を配っていた私が、
この時はほとんど食べていなかったにもかかわらず、
マインドは驚くほどクリアで、感情も静まり、落ち着いていて、どこかすがすがしい。
3日間ほぼ寝たきりだったので筋力低下を心配していましたが、
確かに筋肉は少し落ちているものの、日常生活に支障があるようなレベルではありませんでした。
むしろ、体に余計な重さがなく、エネルギーに満ちていて、
信じられないくらいすこぶる絶好調——。
そんな感覚さえあったのです。
今思えば、あの状態は「足すこと」「整えること」に熱心だった私が、
すべてを一度リセットし、“何も加えない”という状態に身をゆだねたことから始まった変化だったのかもしれません。
これまで私は、セルフケアの方法を増やし、
ビタミンもミネラルも、ハーブもプロテインも、
「良い」と言われるものをたくさん学びながら摂り入れ、
とにかく自分を整えるために“加え続けること”に注力していました。
でも、ふと立ち止まってみると、
その結果としての心と体は、パンパンに張っていて、
もうこれ以上何かを入れる余地はなかったのだと気づきます。
絶食という強制的な「空」の状態が、
体を回復させ、感情を鎮め、マインドを澄ませてくれた。
それは頭で知っていた「引くことの大切さ」を、
初めて本当に“体で理解した”瞬間でもありました。
今は甘い物や大好きな朝のコーヒーが欲しくなくて
アルコールや小麦粉もいりません。
複雑な添加物の入った加工食品も手が伸びません。
本当に必要なものだけを、ちょっとゆっくり選びながら暮らしていく心地よさを
まずは1ヶ月続けてみようと思います!
皆さんも、ファスティングや4毒抜きなど
トライされた方、ぜひ私にお話を聞かせてくださいね。
台湾のローカルフード↓ 朝食 ものすごく薄味だけどお出汁が効いてて美味でした♡
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