“正しく見える自分”を超えて「チ。」あなたの地動説
~判断を手放すと見えてくる、フリーダムな世界♡~
――『チ。-地球の運動について-』を読んで…
「地球が動いている」。
今の私たちにとっては当たり前の常識。
でもかつて、それを口にするだけで命を奪われる時代がありました。
命をかけてでも真理を追い求めた人たちの姿を描いたこの漫画では、
「なぜ、“常識”を疑うことは、これほどまでに苦しいのか」と考えさせられます。
私たちが今生きているこの世界にも、
目に見えない「常識」や「場の空気」がたくさんあります。
「こんなこと言ったらどう思われるだろう」
「これを選んだら笑われるかな」
「変な人だと思われたくない」
そうやって、自分の本音や直感を押し込めて、
“正しく見える自分”でいようとしてしまう。
けれど本当は、
時代を動かしてきたのは、いつだって“非常識”を受け入れた人たちです。
その時代には理解されなかった言葉、受け入れられなかった選択。
それがやがて、未来の誰かの助けになる。
そしてもうひとつ、私たちの中にあるもの。
それは「ジャッジする癖」。
私たちは日々、無意識に何かを判断しています。
「これは正しいか、間違っているか」
「いいことか、悪いことか」
「成功か、失敗か」
でも、物事をすぐに二極化してしまうと、
その中間にあるはずの大切なグラデーションを見失ってしまう。
そもそも“正しさ”や“常識”なんて、
時代や場所や立場によっていくらでも変わるものです。
そんなあやふやで、変化しやすいものを指標にして価値判断していると、
いつの間にか、自分の本質や本音と
どんどんかけ離れた方向に進んでしまうかもしれません。
だからこそ、ジャッジするよりも、まず受けとめてみたい。
「こう感じたんだな」と自分の気持ちを認めてあげる。
その小さな肯定が、固定観念やルールから自由になる第一歩だと思うのです。
過去の非常識は、今の常識になる。
だったら、あなたの中にある“まだ誰にも理解されない小さな種”も、
未来にとってかけがえのない芽かもしれないのですよ♪
その声にフタをしないで。
私も「いいこちゃん」を脱せない時もまぁまぁあって
旅の途中です(^^)b
だから少しずつ、ジョーシキという鎧を脱ぎながら、
“あなた自身の地動説”をワクワクしながら歩いていこうよ♪
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