呼吸は「吐く」から始めよう。実は活力は吐く息から生まれる


ヨガを始めたばかりの頃は、
「呼吸を合わせなきゃ」
「正しく吸えているかな」
と、呼吸ばかりが気になるものです。


でも、ヨガの動きや流れに慣れてくると、身体は自然と動きに合った呼吸を選ぶようになります。


人間の身体は本来とても賢くできています。


だからヨガの練習中は、呼吸をコントロールしようと頑張りすぎなくても大丈夫。
まずは身体の感覚を大切にしてみてください。


ただ、日常生活の中では一つ意識したいことがあります。


それは、
「吐く息」です。


私たちは吸うことは意外とできています。
けれど、十分に吐けていない人がとても多いのです。


緊張しているとき。
忙しいとき。
考え事が多いとき。


呼吸は浅くなり、身体は常に戦闘モードのような状態になります。


そんなときは、まず長く吐いてみる。


ふぅーっと息を吐くだけで、身体は少しずつ安心を思い出します。


頭の中のモヤモヤが静かになり、肩の力も抜けてきます。


実際、私たちの身体の中では、脳と神経が絶えず情報をやり取りしています。


目から入る光。
耳から入る音。
香りや温度、痛み。


そのすべてが電気信号となって神経を通り、脳へ届けられています。


呼吸が整うと、その情報の流れもスムーズになります。


頭がクリアになったり、感覚が冴えたりするのは、そのためかもしれません。


ただし、ここで一つ例外があります。


それは、
横隔膜がうまく動いていない人。
お腹がほとんど動かない。
胸ばかりで呼吸している。
吸っているつもりなのに、お腹がふくらまない。


そんな方は、まず「吐く」よりも先に、「吸う」ことを意識した方がよい場合があります。


横隔膜は呼吸の主役となる筋肉です。


息を吸うときに収縮して下がり、お腹がふんわりと膨らみます。


つまり、横隔膜を動かしたいなら、まず吸う息で穏やかに筋肉を使う必要があります。


固まって動きが少なくなっている筋肉は、使うことで少しずつ柔らかさを取り戻していくからです。


そして横隔膜がしっかり動くようになると、実は吐く息も自然に深くなっていきます。


吸うことと吐くことは対立しているわけではありません。


横隔膜を目覚めさせるために吸い、
心と神経を整えるために吐く。


そんなイメージです。


呼吸法にも、ひとつの正解があるわけではありません。


大切なのは、
今の自分の身体に何が必要か。


横隔膜が硬くなっているなら、まず吸う。


頑張りすぎて力が抜けないなら、まず吐く。


その時々の身体の声を聞きながら呼吸と付き合っていくことが、心地よく生きるための第一歩なのかもしれません。


今日は少しだけ、自分の呼吸を感じてみませんか。


まずは、ふぅーっと長く吐くところから。
あるいは、お腹がふわりと膨らむ吸う息からでも。


あなたの身体が求めている方を選んでみてください。

Sun&Moon Yoga

松戸市のヨガ教室です ヨガ指導歴19年のインストラクターが一人ひとりに寄り添い丁寧に指導します。動きを楽しめるクラス構成で、初心者の方には、安心を。経験者の方にちょうどよい深まりをご提供します。多彩なプログラムをご用意しております。身体に痛みがある、不調がある方もどんどんご相談下さい。メディカルヨガ、ヨガセラピー、身体学の視点からアドバイス、調整させて頂きます。

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