過緊張に長年悩んでいるあなたへ― その力みは、あなたの弱さではありません ―

ブログ記事のリクエストを頂きましたので、私の考えを書きたいと思います。
過緊張=心身が常に緊張状態から抜けさせなくなる状態について

「力を抜いて」と言われても抜けない。
「頑張りすぎだよ」と言われても、やめ方がわからない。


いつも肩がこっている。
背中が張っている。
気づくと歯を食いしばっている。
呼吸が浅い。
眠りも浅い。


もし慢性的な肩こりや背中の張りがあるなら、
それは基本的に過緊張の状態と捉えていいと思います。


体がずっと、がんばり続けているサインです。



過緊張の体で起きていること


本来、筋肉の働きはとてもシンプルです。
使う
ゆるむ
使う
ゆるむ
このリズムで動いています。


でも過緊張の状態では、こうなります。
使う(弱い)
使う(中)
使う(強い)
使い続ける
「ゆるむ」が抜けてしまうのです。


これが長く続くと、
・呼吸の筋肉が固まり、息が深く入りにくい
・首の奥がずっと緊張している
・背中が休まず力を入れ続けている
そんな状態になります。


つまり、神経がずっと警戒モードなのです。


過緊張の人ほど気づきにくい


実は、過緊張の人ほど
自分が力を入れていることに気づきにくいのです。


それが「普通」になっているから。


私自身も、
「少し緊張しやすいタイプかな」
そのくらいに思っていました。


でも、過緊張から抜けたとき、
はじめてわかったのです。


「ああ、私はずっと力が入っていたんだ」と。


抜けてみて初めて、
それまでの緊張の深さがありありと見えました。



なぜ力を抜けなくなるのか


神経はとても賢く、安全を優先します。
崩れないように
弱く見えないように
ちゃんとしていよう
失敗しないように
そうやって体を守り続けた結果、
力を入れている方が安全
という回路ができあがります。


だから「抜こう」としても抜けない。


意志が弱いのではありません。


神経の学習なのです。


回復は“安全の再学習”


過緊張がほどける流れは、
① 固めていたことに気づく
② 無意識の力を感じる
③ 支えなくても崩れない体験をする
④ 呼吸が深くなる
⑤ 神経の警戒が下がる


大切なのは、無理にゆるめることではなく、
体が安心を覚えることです。



シャバーサナに正解はありません


過緊張の人にとって、
仰向けで無防備になるのは落ち着かないこともあります。


だから、
ブランケットにすっぽり包まれてもいい。
顔にタオルをかけてもいい。
横向きでもいい。
うつ伏せでもいい。
手をお腹に置いてもいい。


私自身も長年、
ブランケットに包まり、アイピローをしていました。

スタジオにも持って行っていたほどです。


包まれるだけで、神経が静まりました。


シャバーサナに「こうでなければならない」はありません。


あなたの神経が落ち着く形が、
あなたにとっての正解です。


過緊張から抜けた世界


過緊張がほどけると、
呼吸が楽になり
体が軽くなり
世界がやさしく感じられます。


それは単なるリラックスではなく、
神経が安全モードに戻った状態です。


長年の力みは、弱さではありません。


それは、あなたが生きるために
身につけてきた体の知恵です。


だから責めないでください。
そして神経は変わります。


ゆっくり、確実に。
あなたの体には、回復する力があります。


Sun&Moon Yoga

松戸市のヨガ教室です ヨガ指導歴19年のインストラクターが一人ひとりに寄り添い丁寧に指導します。動きを楽しめるクラス構成で、初心者の方には、安心を。経験者の方にちょうどよい深まりをご提供します。多彩なプログラムをご用意しております。身体に痛みがある、不調がある方もどんどんご相談下さい。メディカルヨガ、ヨガセラピー、身体学の視点からアドバイス、調整させて頂きます。

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