自分の不調の元を知れた東洋医学・腎について
東洋医学でいう腎(じん)は、
腎臓そのものだけを指しているわけではありません。
腎とは――
👉 生まれたときに親から受け取った、人生の基本エネルギー
👉 生まれつき持っている体力・回復力のベース
いわば、
一生使う「生命エネルギーの元手」のようなものです。
この腎が担っているのは、次のような超・基礎システムです。
生命エネルギーの貯金(先天の精)
成長や老化のスピード
ホルモン・自律神経の土台
血圧・体温・水分代謝の調整
睡眠の深さ・回復力
安心感・恐れの感情のベース
だから「腎が弱い(腎虚)」状態とは、
👉 ただ疲れているのではなく
👉 回復する余力そのものが少ない状態
と言えます。
腎虚の基本タイプ(3つ)
腎虚は大きく3つに分けて考えます。
① 腎気虚(いちばん多い・軽〜中等度)
状態
もともとのエネルギー量が少なめ
冷えや熱はまだ極端ではない
こんな人
疲れやすい
気力が長く続かない
声が小さい/息が浅い
低血圧
午後〜夕方に一気に疲れる
夜になると頭だけ冴える
👉 私は幼少期からこんな感じでした。
② 腎陽虚(冷え・低血圧・超省エネ型)
状態
エネルギー不足 + 温める力も不足
生命活動をギリギリで維持している
こんな人
強い冷え(腰・お腹・足)
超低血圧
朝がとにかくつらい
じっとしていると寒い
夜中・明け方に目が覚める
むくみやすい
下痢・軟便
性欲低下
👉 眠れないのに、実は限界まで消耗している状態
私も低血圧で、上が90くらい。86くらいの時もあります。
③ 腎陰虚(熱・渇きが出るタイプ)
状態
潤い・クールダウンする力が不足
相対的に体に熱がこもる
こんな人
寝汗
ほてり
口や喉が乾く
手足がほてる
イライラしやすい
眠りが浅い
夜中に目が覚める
のぼせやすい
実際は「混合型」がほとんど
現実には
腎気虚+腎陽虚
腎気虚+腎陰虚
という混合タイプがとても多いです。
特に
低血圧 × 不眠 × 自律神経の不安定さがある場合は
👉 腎気虚ベース+腎陽虚寄り
と考えることが多いです。
腎虚チェックリスト
当てはまる数が多いほど、腎が弱めです。
◆ 体力・回復
□ 昔より回復が遅い
□ 寝ても疲れが取れない
□ 無理のツケが後から出る
□ 休むと不安になる
◆ 血圧・循環
□ 低血圧(上が90以下)
□ 立ちくらみ
□ 朝が弱い
□ 心拍が安定しない
◆ 睡眠
□ 夜になっても眠くならない
□ 頭だけ冴える
□ 眠りが浅い
□ 明け方に目が覚める
□ 昼寝すると夜眠れない
◆ 冷え・温度感覚
□ 足腰が冷える
□ お腹・腰を温めると楽
□ 夏でも冷える
□ 冷房がつらい
◆ 排泄・水分
□ トイレが近い/夜間尿
□ むくみやすい
□ 下痢・軟便
□ 冷たい飲み物が苦手
◆ 感情・メンタル
□ 先の不安が強い
□ 理由のない恐れ
□ 常に気を張っている
□ 休むことに罪悪感
※ 東洋医学で「恐」は腎の感情
◆ 骨・耳・髪
□ 耳鳴り
□ 聞こえづらさ
□ 抜け毛・白髪が増えた
□ 歯が弱い
□ 慢性的な腰痛
腎虚の人に共通する“決定的な特徴”
一番の共通点はこれです。
👉 頑張ると壊れるのに、休み方が分からない
力を抜くと不安
動かないと怖い
眠ると落ちる感じがして怖い
その結果
👉 交感神経を切れない
👉 副交感神経に入れない
腎虚の見立てで、絶対に外してはいけないこと
次のことは判断材料になりません。
❌ 元気そう
❌ 明るい
❌ よく喋る
❌ 動けている
腎虚の人ほど
👉 命を削って「普通」を演じていることが多いからです。
(でも本人はそれが当たり前となっており、その自覚はないことが多いです)
ヨガ・ケアの視点から
腎虚タイプにまず必要なのは
❌ 活性化
❌ 流す
ではなく
✅ 守る
✅ 温存する
✅ 減らす
陰ヨガ
ヨガセラピー
リラックスヨガ
寝転びトレーニング
ゆるトレ
などが向いています。
調子が整ってきてから、
パワーヨガなどの運動強度の高いものを
少しずつ取り入れていくのが理想です。
腎虚チェックリスト。
あなたはいくつ当てはまっていましたか?
私はばりばり当てはまっていました。
そして自分が腎虚だと分かったことで、長年抱えていた悩みが解消できました!
次回に書いていきたいと思います♡
sun&moon yoga リラックスヨガレッスン風景
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